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ご挨拶

私の家系は代々続く船大工で、時代の変遷とともに木船、鉄船、鋼船建造と日本の漁船漁業の隆盛の一翼を担ってきました。しかし200海里規制や、第二次オイルショックなど漁船漁業を取り巻く環境が厳しさを増し、取引船主の相次ぐ倒産により85年に家業の髙橋造船鉄工所も廃業に至りました。幼少の頃から祖父や父に教わった造船技術が私の代で絶えることの無念さと、次世代への継承をすべく一念発起し、実弟と協力して85年に髙橋工業を設立しました。
造船技術と建築の融合をテーマに建築分野での施工実績を積み重ねてきました。今日、建築専門雑誌などを通じて広く紹介される様になり建築に携わる関係者からデザイン性が高く難しい仕事は気仙沼の髙橋工業に相談すれば何とかなるだろうとの評価を頂いています。今後も、お客様のご期待に応えながら、造船技術で七つの大陸を航海して行きたいと思います。
持続的に事業を行うためには、ものづくりの後継者となる、技術者・技能者の人材育成が大切だと考えています。ものづくりは人づくりなので、育成には社内外の理解と協力を得ながら時間をかけ、地道に正面から社員と向き合い指導をして行きたいと思います。人間ですから仕事を好きにならなければ、技術に対する向上心が育まれません。経営者としては、社員が満足感が得られる仕事を創出し、全員で思いを共有しながら、ものづくりに取組むことが人材育成に必要な原点だと思います。
これからも、気仙沼からの造船技術の発信を通じて社会の発展と、子供たちが将来の夢や希望を実践できる地域社会の実現に貢献したいと思います。
プロフィール
| 1957年 1月 | 宮城県生まれ |
|---|---|
| 1979年 3月 | 長崎造船大学船舶工学科卒業 |
| 1982年 3月 | 同大学大学院修士課程修了(工学修士)(専攻:船舶流体力学) |
| 1982年 4月 | 家業の㈱髙橋造船鉄工所(気仙沼市)に入社 |
| 1985年 3月 | 同事業所廃止により退職 |
| 1985年 6月 | 髙橋工業設立 代表取締役就任(現任) |
| 1997年 4月 | 本吉・唐桑商工会理事就任(現任) |
| 2000年 4月 | (社)気仙沼法人会理事就任(現任) |
| 2002年 4月 | 宮城県漁協大谷・本吉支所運営管理委員就任(現任) |
| 2006年 4月 | 気仙沼・本吉異業種交流会 リアス・アクティブ21会長就任(現任) |

