LUPICIA FACTORY 庇工事
所在地
滋賀県甲賀市
コンセプト
工業団地に立地する食品工場の搬出入プラットホーム全体を覆うアルミ合金製の軒先庇。生産工程における最終出荷時の風雨の影響にも細心の注意を配り、
製品の品質管理に万全の力を注いでいる。プラットホーム全長86m・軒先キャンチ出幅7mの大庇は、工場外観と一体となり工業団地を訪れる人々に関心を抱かせる。
仕様
外装パネル材(屋根面・曲面)
:アルミ合金板(A-5083P) t=3mm
内面補剛材:普通鋼板(折板曲げ加工) t=1.2m
表面仕上げ:ランダムサンダー(うずくり手仕上げ)
特徴
軒先庇は、キャンチ構造の鉄骨フレームで構成され外部応力のすべてを負担する。屋根面・曲面壁は外装パネル材として船舶用のアルミ合金板を使用した。
パネル接合部は、意匠性と水密性を確保するためアルミ溶接工法で施工し、すべてシームレス形成とした。
また、パネルの表面平滑精度・面剛性を高めるため、内面に補剛材として薄板折半鋼板を付加した。これら異種金属は、独自のアルミ溶接リベット工法で締結した。
この工法を弊社では、複合アルミパネル(Al+Fe)工法と呼称している。これまでの建築外装の概念にない施工方法である。
完成外観
工場製作風景
完成外観
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- 新建築 第88巻 8号掲載

